過去1年間に風邪をひいて医療機関を受診した人の52.5%が、抗菌薬を処方されていた――。9月24日、東京都内で開かれた薬剤耐性(AMR)対策メディアセミナーで、国立国際医医療研究センターAMR臨床リファレンスセンター情報・教育支援室長の具芳明氏が明らかにした。(m3.com編集部・坂口恵)咳止め、解熱剤に次いで第3位具氏らは2019年8月、10歳代-60歳代の男女688人を対象にインターネット調査を実施。「過去1年間に風邪をひいて医療機関を受診したか」との問いに40.4%の人が「はい」と回答した...