ラグビー・ワールドカップ日本大会が開催され、ラグビー人気が一層盛り上がる中、気になるデータが発表された。競技中のタックルで発生しやすい肩関節脱臼を4回以上繰り返すと、肩関節の骨欠損が大きくなり、標準的な手術での回復が難しくなるリスクが高まることが分かったという(AmJSportsMed2019年8月19日付電子版)。研究を主導した順天堂大学整形外科運動器医学教授の金子和夫氏、同准教授の川崎隆之氏、同医員の長谷川圭紀氏らは9月25日、同大学で開かれた記者会見で論文の概要などを発表。「『脱臼は3、4...