肺がんは自覚症状に乏しく、診断された時点で既に6-7割は他臓器への転移が認められるという。そのため治療が難しく、死亡率も高い。今後、肺がん治療はどのように変わっていくと考えられるのだろうか。長年、肺がん治療に携わってきた九州がんセンター呼吸器腫瘍科治験推進室長の瀬戸貴司氏に、肺がんの治療における今後の展望について語ってもらった。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・宮内諭/2019年9月13日取材、全2回連載)前回の記事『肺がん手術、胸腔鏡と開胸で成績変わらず』はこちら免疫CP阻害薬で「人は火を...