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豪雨被災地は片付け中の熱中症に警戒を【時流◆COVID-19と熱中症】

2020年7月15日  時流

 ”withコロナ”で過ごすこの夏、m3.com臨床ダイジェストでは「時流◆COVID-19と熱中症」として、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と向き合いながらの熱中症対応に焦点を当てた特集を組んでいく。第1弾は、日本救急医学会などによる「新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた熱中症予防に関する提言」(以下、提言)をまとめた日本医科大学付属病院救命救急科部長の横堀將司氏に、今、まさに懸念される状況について聞いた。(聞き手・まとめ:m3.com編集部・軸丸靖子/2020年7月7日取材、全2回) 『新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた熱中症予防に関する提言』をまとめた ワーキンググループ委員長で日本医科大学附属病院高度救命救急センターの横堀將司センター長 マスク着用で心拍数が1割増  ――COVID-19対策を踏まえながらの熱中症予防について、日本救急医学会と日本呼吸器学会、日本感染症学会、日本臨床救急医学会の4学会は6月1日、5項目から成る『提言』(下図参照)を公表しました。社会が不安に感じていることに対し、学術団体からの素早い意見表明だったと思い...