藤田医科大学麻酔・侵襲制御医学講座主任教授で日本集中治療医学会理事長の西田修氏は、第63回日本腎臓学会学術集会(8月19-21日、横浜市)で行われた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する特別シンポジウムで講演し、重症化のメカニズムと現時点の人工呼吸器・ECMO(体外式膜型人工肺)装着例の治療成績などを紹介した。(m3.com編集部:坂口恵)日本の人工呼吸器・ECMO装着例の救命率は高い西田氏によると、日本国内のCOVID-19重症例に対する人工呼吸器(非ECMO)装着例の死亡率は1...