脳神経外科手術と機器学会は9月29日、横浜市で開いた第29回学術集会の中で、若手医師向けの顕微鏡下手術手技コンテストを開催した。顕微鏡下手術による脳血管吻合の腕を競う試みは同一施設内などでは見られるが、学会で異なる施設からの参加者を集めたコンテストは初めて(「学会初『脳血管手術コンテスト』を開催」参照)。水を打ったような静けさの会場で、参加者とは異なる施設の教授を含む、エキスパートで構成された5人の審査員が参加者の後ろを半円状にぐるりと囲んで、手技を審査するという、かなり緊張度の高い環境で熱戦が...