厚生労働省は10月6日、β-ラクタマーゼ阻害剤配合抗生物質製剤「タゾバクタム・ピペラシリン水和物」(販売名:ゾシン静注用2.25、同4.5、同配合点滴静注用バッグ4.5他)の使用上の注意に対し、重大な副作用の項に「低カリウム血症」の追記を求める改訂指示を出した。国内症例の集積などを受けた措置で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が改訂情報を伝えた。直近3年度に国内で報告された低カリウム血症関連症例は5例あり、このうち3例で因果関係が否定できていないという。シリーズ副作用・有害事象・注意喚起情報一...