m3.com意識調査で、医師会員に敗血症の急患に関するエピソードを募ったところ、敗血症にまつわるエピソードや、症例経験から得た教訓が寄せられた。急激に悪化する状況を目の当たりにした怖さのほか、解熱のために坐剤を用いたところショックを来したケースや、意識レベルが低下した高齢者の症例で当初は認知症と勘違いしていたエピソードなど、限られた時間の中で適切に判断しなければいけない難しさがうかがえた。ここでは、敗血症急患の処置や診察に関する経験や教訓を紹介する。Q.先生がこれまでに経験した敗血症の急患に関す...