米国食品医薬品局(FDA)は11月23日、抗インフルエンザウイルス薬バロキサビルマルボキシル(バロキサビル、商品名ゾフルーザ、米Genentech社)について、インフルエンザウイルス感染症患者と接触した成人および12歳以上の小児への曝露後予防投与の適応追加を承認した。このほか、従来の錠剤に加えて、新剤型として経口懸濁用顆粒製剤が発売された。同薬は2018年、12歳以上の合併症のない急性インフルエンザウイルス感染症治療(発症後48時間以内)を適応として承認を取得している。今回の承認は、インフルエン...