國松淳和(著)『コロナのせいにしてみよう。シャムズの話』(金原出版)より転載前回の記事『タイトルが入ります。タイトルが入ります。』はこちら-->この本を手に取った人へみなさんこんにちは。私は内科医の國松淳和と申します。普段は病院に勤めて、患者さんの診療をしています。内科の範囲で何でも診ているつもりですが、発熱や原因のわからない症状の診断・治療を頼まれることが多い医者です。新型コロナウイルスの感染拡大とその脅威によって、私たちの社会と生活は、一変しました。その一方で、私たちそのもの、つまり生き物と...