(海外がん医療情報リファレンス1月4日付記事を転載)免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は、一部の進行がんでは奏効し、治癒することさえある。しかし、ほとんどの患者では、短期間しか効果がないか、全く効果がないかのどちらかである。そのような中で、コレステロール低下薬によって免疫チェックポイント阻害薬の奏効率が上昇する根拠が得られた。マウスを用いた非臨床試験で、2種類のコレステロール低下薬単独および免疫チェックポイント阻害薬との併用で、腫瘍増殖が遅延したことをデューク大学の研究チームが突き止めた。エボ...