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第5回 総説:がんの浸潤転移におけるがん幹細胞の役割と治療標的としての可能性 腫瘍生物学 吉田剛(東京医科歯科大学)

2021年1月31日 スペシャリストの視点  カテゴリ: 

はじめにがん幹細胞とは、がん組織中に存在する自己複製能および多分化能を有する未分化な細胞であり、がん組織の構築と維持を行う細胞と位置付けることができます。がん幹細胞という概念の登場によって、腫瘍組織の構築に関する考え方が新しくなったばかりか、治療抵抗性や再発の機構が明らかにされつつあります。つまり、腫瘍組織のヘテロ不均一な細胞学的構築が、正常組織と同様に階層性を有し、それが腫瘍組織の形態的および生物学的多様性を生み出すという考え方です。一方、原発巣から脈管浸潤を介して遠隔臓器に転移するがん細胞は...

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※ニュースソース略称:(NEJM)=New England Journal of Medicine、(JAMA)=Journal of the American Medical Association、(Ann Intern Med)=Annals of Internal Medicine、(BMJ)=British Medical Journal、(Ann Surg)=Annals of Surgery、(共同)=共同通信社、(毎日)=毎日新聞社、(読売)=読売新聞、(朝日)=朝日新聞、(WCR)=WIC REPORT、(日報)=薬事日報、(薬ニュ)=薬事ニュース、(薬新)=薬局新聞