厚生労働省は2月25日、妊婦を禁忌とする薬剤を除くシクロオキシゲナーゼ(COX)阻害作用を有する非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)の使用上の注意に対し、「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項に胎児の腎機能低下や尿量減少、それに伴う羊水過少症が認められていることや、使用の際には必要最小限の使用とし、適宜羊水量を確認する注意喚起の追記などを求める改訂指示を出した。米国FDAの措置を受け、専門委員の意見なども踏まえた措置で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が改訂情報を伝えた。改訂内容は、使用に際...