米国食品医薬品局(FDA)は3月25日、過活動膀胱の治療に用いられる選択的β3アドレナリン受容体作動性薬ミラベグロンの徐放性製剤(商品名Myrbetriq)および新剤型の内服懸濁液用顆粒(商品名MyrbetriqGranules、ともに米AstellasPharma社)について、3歳以上の小児の神経因性排尿筋過活動(NDO)の適応追加を承認した。NDOは、二分脊椎症などの先天性疾患や、脊髄損傷などの神経の損傷を原因とする膀胱の機能障害だ。NDOになると膀胱壁の平滑筋が過活動となり、不随意に膀胱が...