日本精神神経学会はこのほど、厚生労働省に提出した「検査間隔の延長および血球減少による中止後の再投与に関する要望」を学会ホームページに掲載した。今回の提言では、クロザピン(販売名:クロザリル錠)による治療が、投与後52週経過している患者に対し、検査間隔を2週に1回から4週以内に1回とすること、および、血球減少による中止後再投与条件を緩和することの2点を要望している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大に伴い、緊急事態宣言発動時におけるクロザピンによる治療中の患者の検査間隔を4週間以上...