日本肝臓学会はこのほど、代謝改善解毒・シスチン尿症治療薬「チオプロニン錠」(販売名:チオラ錠100)の出荷調整と処方・患者調査に関して、製造販売元の文書を学会ホームページに掲載した。同薬の原料製造所でGMP(製造管理・品質管理基準)上の問題が発覚したことから、原薬の製造が停止され、出荷調整が行われることになった。現在庫について、代替薬がなく、希少疾病用医薬品に指定されているシスチン尿症の患者に優先的に供給し、その他の適応症の場合は代替薬を検討するよう呼びかけている。また同社は、患者調査において、...