厚生労働省は3月30日、肺がん治療薬「デュルバルマブ(遺伝子組換え)」(販売名:イミフィンジ点滴静注120mg、同点滴静注500mg)の使用上の注意に対し、重大な副作用の項に「免疫性血小板減少性紫斑病」の追記を求める改訂指示を出した。国内症例の集積などを受けた措置で、医薬品医療機器総合機構(PMDA)が改訂情報を伝えた。直近3年度の国内副作用症例として、免疫性血小板減少性紫斑病関連症例が15例報告されており、このうち4例で因果関係が否定できないという。シリーズ副作用・有害事象・注意喚起情報一覧関...