鼻閉はアレルギー性鼻炎(AR)の主症状であり、症状が重ければ患者がQOLの低下を強く訴える場合もある。m3.com意識調査では、中等症以上の鼻閉を訴える患者が受診した際に、まず何を処方するか会員医師に尋ねた。調査に参加した410人のうち、「オノン(一般名プランルカスト)などの抗LTs薬」34.9%、「鼻噴霧用ステロイド薬」30.0%と2種の薬剤が30%に達した。ただし、勤務医(321人)、開業医(89人)別に見ると、勤務医では最多の37.4%が抗ロイコトリエン(LTs)薬を選んだのに対し、開業医では38.2%の鼻噴霧用ステロイド薬が最も多く、処方傾向が異なっていた。(まとめ:m3.com編集部・森圭吾)
【調査の概要】
調査期間:2021年4月13日-19日
対象:m3.com医師会員
回答者総数:勤務医321人、開業医89人
統計に基づく世論調査ではありません
Q. 中等症以上の鼻閉を訴える患者が受診した際にまず、どの薬剤を処方していますか?
m3.com医師会員に、中等症以上の鼻閉を訴える患者が受診した際に、まず...
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