夜間頻尿診療ガイドラインを公開
2021年6月20日
医療情報サービス(Minds)
医療情報サービス(Minds)はこのほど、日本排尿機能学会、日本泌尿器科学会作成の「夜間頻尿診療ガイドライン第2版」をガイドライン一覧に加えた。同ガイドライン(GL)は2009年版の改訂第2版で、8章構成。第1章は、一般および専門医向けの2種類の診療アルゴリズムを提示、第2章は29問のクリニカルクエスチョン(CQ)、第3章以降は、疫学や診断、治療に関する解説となっている。
同GLの利用想定者は、泌尿器科医師を中心に、広く夜間頻尿を訴える患者の診療に携わる医師・看護師・保健師などの医療従事者。対象患者は夜間頻尿を訴える成人とした。治療アルゴリズムは、排尿日誌を使用しない場合の「一般医向け」と排尿日誌を使用する場合の「泌尿器科専門医向け」で区別されている。
CQは、「夜間頻尿患者に対して排尿日誌は推奨されるか?」「過活動膀胱に伴う夜間頻尿患者に対して抗コリン薬の投与は推奨されるか?」のほか、「夜間頻尿患者はどのような場合に泌尿器科専門医などへの紹介を考慮すべきか?」などがある。
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