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小児の虐待症例が通報に至ったきっかけ

2021年6月24日  m3.com意識調査

m3.com意識調査で、小児の虐待を疑う症例を診察した経験があると答えた会員医師104人に、実際に通報したことがあるかどうか尋ねると、57.7%が「ある」と回答した。どのような状況で通報に至ったか質問したところ、「短期間に何度もタクシーと接触して救急搬送されていた」や「健診で紫斑や悪臭を放つ児童を見つけた」などという点を不審に思い、通報を決断した回答などが寄せられた。ここでは通報に至った契機や虐待が疑われる症例と医師との関わり方に関する自由回答を紹介する。(まとめ:m3.com編集部・森圭吾) 【調査の概要】 調査期間:2021年4月24日-30日 対象:m3.com医師会員 回答者総数:勤務医295人、開業医72人 統計に基づく世論調査ではありません Q. 「虐待を疑う症例を診て、実際に関係機関へ通報した経験はありますか?」の問いにで「ある」と回答した先生に質問です。どのような状況下で通報に至ったか、具体的な事例を教えてください。可能であれば、その後の経過についてもお願いします。(自由回答) 短期間に何度もタクシーと接触して救急搬送されていた外国籍の...