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HP検査は複数実施「偽陽性は許せても、偽陰性はあとが怖い」

2021年7月10日  m3.com意識調査

m3.com意識調査で、日常診療や健診/検診などでHP検査を行っている会員医師547人に、抗体検査のみで除菌判断するかどうか尋ねたところ、「他の検査方法でも陽性かどうかを確認する」(38.7%、212人)が最も多く、「そのまま除菌する」(35.1%、192人)が続いた。抗体検査のみで除菌判断する理由として、「偽陽性の可能性はあるが、除菌治療のデメリットは小さい」「除菌せず、胃がんになるリスクの方が問題」とする声が寄せられた。一方、他の検査でも確認する理由には、「現感染か、既感染自然排菌後かが判別できない」「偽陽性は許せても、偽陰性はあとが怖い」などで複数の検査で確認するのが妥当とする意見が目立った。ここでは、自由回答の一部を紹介する。(まとめ・m3.com編集部) 【調査の概要】 調査期間:2021年6月8日-6月14日 対象:m3.com医師会員 回答者総数:勤務医789人、開業医241人 統計に基づく世論調査ではありません Q. HP検査を行うことがあり、健診/検診で「血清抗HP抗体検査で陽性、内視鏡検査では陰性」と判定された40代男性を「要除菌」として紹介された場合の対応に関する...