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「内視鏡検査で胃がんを否定」した上でピロリ除菌を

2021年7月17日  m3.com意識調査

m3.com意識調査で、会員医師にヘリコバクター・ピロリ(HP)の診断方法に関する意見を募ったところ、「迷った場合は複数検査を行うべき」「試薬の標準化が望まれる」「より簡便で確実な検査法の確立」といった声のほか、ピロリ菌ばかりに注目せず、「内視鏡検査で胃がんを否定した上で除菌してほしい」という要望も寄せられた。ここでは自由回答の一部を紹介する。(まとめ・m3.com編集部) 【調査の概要】 調査期間:2021年6月8日-6月14日 対象:m3.com医師会員 回答者総数:勤務医789人、開業医241人 統計に基づく世論調査ではありません Q. HP感染の診断方法について、ご意見があればお聞かせください。(自由回答) 検査法に関する意見 日本では血清抗HP抗体検査が乱用されているように感じます【内科勤務医】 一つの検査で判断に迷った場合は、複数の検査を行うべきと思います【消化器科勤務医】 できるだけ複数の検査法でジャッジ。beforeとafterの検査法をそろえる。呼気試験は抗体法より早いが、それでも服薬3カ月後としている。早過ぎるとピロリ偽陰性となる【循環器科開業医】 萎縮の程度により...