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Trabecular Metal Ankle、重度変形への適応拡大の可能性も【第65回リウマチ学会】(2021/7/15訂正)

2021年7月14日  MMJ

第65回日本リウマチ学会総会・学術集会(会長・竹内勤慶應義塾大学医学部リウマチ・膠原病内科教授)が4月26-28日、完全WEB方式で開かれた。26日にはシンポジウム6「我が国における人工足関節置換術の進歩と課題」がライブ配信され、東京女子医科大学整形外科の矢野紘一郎講師は「外側進入型人工足関節置換術の成績と課題」と題して講演。Trabecular Metal Ankle(TMA)は理論上、多くの利点を有する機種であり、重度変形への適応拡大の可能性があると述べた。(MMJ編集長・吉川学) TMA使用58足の臨床成績  矢野氏は、TMAについて、国内3番目の人工足関節で、▽腓骨を骨切りして距腿関節を展開する外側進入型人工足関節である、▽フレームに固定して手術を行うため正確な骨切りが可能、▽ラウンドデザインのため骨密度の高い位置にインプラントを設置できる▽骨接触面には骨親和性の高いTrabecular Metalを使用し、関節摺動面には低摩耗性のHighly Crosslinked Polyethyleneを使用――という4つの特徴を説明した。  同大におけるTMAは2018年8月...