医薬品医療機器総合機構(PMDA)は7月5日、ドレーゲルジャパンの「汎用人工呼吸器」(販売名:Evita Vシリーズ(V600)など)の自主改修情報(クラスII)を発表した。一部製品にて不具合のある可能性があると分かったことによる措置で、改修作業は同日より実施している。 改修対象となったのは、2020年11月17日-21年6月24日に出荷された105台、2021年2月10日-5月25日に出荷された35台。当該製品において、"FiO2上限”および"FiO2下限”アラームの誤表示、人工呼吸器のデータ処理タイムアウトに伴う再起動、SmartCare/PS(SC/PC)によるウィーニングの一時停止の各エラーが発生する可能性があるため、ソフトウェアバージョンを1.05.01にアップデートする自主改修の実施を決めた。納入先は全て把握しているという。 ドレーゲルジャパンは、エラーの発生率は非常に低く、特定の条件下でのみ発生する可能性があるため、重篤な健康被害に繋がる恐れはないとしている。シリーズ 自主回収・改修情報 一覧
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