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【寄稿】新しい呼吸器病学を日本から―Vol. 4 ガス交換理論の大間違い(1)肺胞気式とAaDO2 東京農工大学工学部生体医用システム工学科客員教授・北岡裕子

2021年7月13日 ドクター寄稿  カテゴリ: 呼吸器疾患

今回から、3回にわたって肺のガス交換について解説します。呼吸管理に携わる医療者の方々は、肺胞気式(とそれを用いるAaDO2の算出式)、肺胞換気量、肺拡散能の式を必ず覚えさせられます。しかし、これらの式によって診断や治療方針が左右されることはほとんどなく、臨床現場では使われていません。臨床現場で使えないのは、ずばり、理論が誤っているからです。最初に肺胞気式と肺胞気動脈血酸素分圧較差(AaDO2)を取りあげます。場違いな呼吸商口から吸入された空気は気道を通って肺胞に至り、肺胞腔内に存在する空気とまじ...

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※ニュースソース略称:(NEJM)=New England Journal of Medicine、(JAMA)=Journal of the American Medical Association、(Ann Intern Med)=Annals of Internal Medicine、(BMJ)=British Medical Journal、(Ann Surg)=Annals of Surgery、(共同)=共同通信社、(毎日)=毎日新聞社、(読売)=読売新聞、(朝日)=朝日新聞、(WCR)=WIC REPORT、(日報)=薬事日報、(薬ニュ)=薬事ニュース、(薬新)=薬局新聞