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重要パラメータ付き多項目モニタが一部自主改修

2021年7月17日  医薬品医療機器総合機構

 医薬品医療機器総合機構(PMDA)は7月14日、日本光電工業の「重要パラメータ付き多項目モニタ」(商品名:バイタルサインテレメータGZ-130P)の自主改修情報(クラスII)を発表した。当該製品で特定のソフトウェアバージョンに問題がある可能性が判明したための措置で、改修作業(納入先への情報提供)は同日より実施している。 改修対象となったのは、2021年3月9日‐6月29日に出荷されたGZ-130P(製造番号00990~01018)の計29台。当該製品の特定のソフトウェアバージョンにおいて、まれに誤ったネットワーク設定が保存され、次回電源投入時に誤った設定を読み込むことで当該製品をセントラルモニタに接続できない事象が発生した。2021年4月26日からソフトウェアを修正する自主改修に着手したが、一部のロットにおいて販売管理システムへのソフトウェアバージョン登録に誤りがあることが判明した。そのため同社では、追加で同様の自主改修を実施することを決めた。納入先はすべて把握しているという。この問題が発生した場合、ネットワークの再設定を行うまでセントラルモニタでモニタリングできないが、数値および波...