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【寄稿】新しい呼吸器病学を日本から―Vol. 5 ガス交換理論の大間違い(2)肺胞換気量と高頻度換気法 東京農工大学工学部生体医用システム工学科客員教授・北岡裕子

2021年7月20日 ドクター寄稿  カテゴリ: 呼吸器疾患

呼吸生理や呼吸管理の教科書には、必ず肺胞換気量の算出式が書かれています。(1)肺胞換気量=1回換気量-死腔量死腔とは、ガス交換に与(あずか)らない領域で、正常では口から肺胞までの気道を言います(成人で約150mL)。1回換気量から死腔量を差し引くと、1回の呼吸でガス交換される空気の量がわかる、という考え方です。この式は、1回換気量が死腔量以下の場合は、有効な換気が行われなくないことを表しています。ただし、死腔量以下の換気量でも換気回数を増やせば拡散が増強されてガス交換が可能になるとされており、そ...

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※ニュースソース略称:(NEJM)=New England Journal of Medicine、(JAMA)=Journal of the American Medical Association、(Ann Intern Med)=Annals of Internal Medicine、(BMJ)=British Medical Journal、(Ann Surg)=Annals of Surgery、(共同)=共同通信社、(毎日)=毎日新聞社、(読売)=読売新聞、(朝日)=朝日新聞、(WCR)=WIC REPORT、(日報)=薬事日報、(薬ニュ)=薬事ニュース、(薬新)=薬局新聞