ヒドロコルチゾン製剤（経口剤/注射剤）に改訂指示

　厚生労働省は7月20日、ステロイド「ヒドロコルチゾン製剤（経口剤及び注射剤）」の使用上の注意に対し、小児への投与の項に「新生児及び乳児における肥大型心筋症」に関する注意喚起の追記を求める改訂指示を出した。海外症例の集積などを受けた措置で、医薬品医療機器総合機構（PMDA）が改訂情報を伝えた。　改訂指示を受けたのは、「ヒドロコルチゾンコハク酸エステルナトリウム」（販売名：ソル・コーテフ注射用100mg等、ソル・コーテフ静注用250mg、同静注用500mg、同静注用1000mg等）、「ヒドロコルチゾン」（同：コートリル錠10mg）、「ヒドロコルチゾンリン酸エステルナトリウム」（同：水溶性ハイドロコートン注射液100mg、同注射液500mg等）。　なお、直近3年度に国内で新生児及び乳児における肥大型心筋症関連症例は報告されていない。シリーズ 副作用・有害事象・注意喚起情報 一覧 関連リンク ヒドロコルチゾン製剤（経口剤及び注射剤）の「使用上の注意」の改訂について ...