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軽-中等症向けで初のCOVID-19治療薬を承認、医師の期待度は?

2021年7月21日  m3.com編集部

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する中和抗体薬「カシリビマブ及びイムデビマブ」(商品名:ロナプリーブ点滴静注セット300、ロナプリーブ点滴静注セット1332、以下ロナプリーブ)が7月19日夜、特例承認された。適応は重症化リスクのある軽~中等症患者で、症状出現後速やかに点滴投与する。薬剤供給量が限られるため、当面は国が買い上げて配分するなどの制限があるが、軽症から使用できる薬が登場した意義は大きい。同薬によってCOVID-19対応は変わるのか―。m3.com意識調査で医師の期待度を尋ねた。 【調査の概要】調査期間:2021年7月20日-21日 (本記事は21日午前10時半までのデータでまとめています) 対象:m3.com医師会員 回答者総数:535人(勤務医414人、開業医121人) ※統計に基づく世論調査ではありません 6割が「期待」、特に開業医で期待値が高い傾向  本意識調査は、ロナプリーブの特例承認の翌日から1日半の間に行った。回答者はm3.comの会員医師で535人。平均年齢は51.8歳(24~83歳)だった。  ロナプリーブへの期待度を尋ね...