汎用超音波画像診断装置227台が自主改修(2021/8/16 訂正)
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は8月6日、フィリップス・ジャパンの「汎用超音波画像診断装置」(商品名:超音波画像診断装置EPIQ/Affiniti)の自主改修情報(クラスII)を発表した。当該製品においてコントロールパネルのロック機構に不具合がある可能性が判明したための措置で、改修作業は2021年8月4日より実施している。 改修対象となったのは、2020年3月‐21年8月に出荷された「超音波画像診断装置EPIQ」の計233台。当該製品において、コントロールパネル(操作パネル)の左右の動きを止めるロック機構が故障し、適切にロックできなくなる可能性があることが判明した。そのため同社では、当該製品の点検を行い、問題が確認された場合には部品確認を行う自主改修を実施することを決めた。納入先はすべて把握しているという。 コントロールパネル(操作パネル)上にあるモニターの位置調整をしている際や、当該製品を輸送または移動している際にこの問題が発生すると、コントロールパネルとその上にあるモニターが意図せず回転して、装置の一部が使用者や患者に接触する可能性がある。しかし、当該製品の使用中は、医療従事...
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