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便潜血検査陽性者に「大腸カメラを強く勧める」が約7割

2021年8月21日  m3.com意識調査

主に大腸がんスクリーニング検査として検診で用いられる便潜血検査は、大腸がん早期発見のきっかけとなる重要な検査で、便潜血反応が陽性の場合には速やかに大腸内視鏡検査を受けることが推奨されている。しかし、大腸内視鏡検査への拒否反応は強く、便潜血陽性反応が出たにもかかわらず、内視鏡検査を受けない人も多い。m3.com意識調査で、大腸内視鏡検査に抵抗を示す便潜血陽性の人に大腸カメラを強く勧めるかどうか会員医師1153人に尋ねたところ、約7割は「強く勧める(71.3%)」と回答した一方で、約2割は「患者の判断に任せる」(19.7%)を選択していた。また、この回答割合には、診療科でばらつきが見られた。回答を選択した理由の自由回答を併せて紹介する。(まとめ・m3.com編集部) 【調査の概要】 調査期間:2021年6月12日-18日 対象:m3.com医師会員 回答者総数:勤務医894人、開業医259人 統計に基づく世論調査ではありません Q. 大腸内視鏡検査に抵抗を示す便潜血検査陽性の人、先生はどのように対応しますか?(単一選択) 調査に参加した1153人に、便潜血反応が陽性だったにもかかわらず、大...