1. m3.comトップ
  2. 臨床ニュース
  3. 非コール形換気用気管チューブが一部自主回収

非コール形換気用気管チューブが一部自主回収

2021年8月27日  医薬品医療機器総合機構

 医薬品医療機器総合機構(PMDA)は8月20日、トップの「非コール形換気用気管チューブ」(商品名:トップ気管内チューブ)の自主回収情報(クラスII)を発表した。当該製品の一部でパイロットバルーンに問題がある可能性が判明したための措置で、回収作業は同日より実施している。 回収対象となったのは、2020年12月16日‐21年7月26日に出荷された「55カフ付(コードNo.07802)」の計290本、「60カフ付(コードNo.07803)」の計280本、「65カフ付(コードNo.07804)」の計1690本、「70カフ付(コードNo.07805)」の計4990本、「75カフ付(コードNo.07806)」の計1290本、「80カフ付(コードNo.07807)」の計1390本。当該製品の一部でパイロットバルーンが膨らまない可能性があることが判明した。そのため同社では、当該製品の自主回収を実施することを決めた。納入先はすべて把握しているという。 当該製品は、医療機関において医師及び看護師などの医療従事者の監視下で使用される。当該の事象は使用前のバルーンチェックで容易に発見することが可能である。ま...