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コロナワクチン「接種不可」判断の理由は?

2021年8月30日  m3.com意識調査

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するワクチン接種が全国で進んでいる。流行拡大の勢いが止まらない中で、コロナワクチンは貴重な対抗手段となるが、接種の可否判断を助ける詳細な指針は未だなく、判断は現場の医師に委ねられている状況だ。接種現場で問診を担当する医師は、どのような場合に「接種不可」と判断しているのか。m3.com意識調査「コロナワクチン『接種不可』の判断は?」の結果を前後編で紹介する。 【調査の概要】 調査期間:2021年7月24日 ~30日 対象:m3.com医師会員 回答者総数:817人(勤務医626人、開業医191人) 統計に基づく世論調査ではありません 3分の1が「接種不可」判断を経験 本意識調査は、医療関係者や高齢者、基礎疾患がある人へのワクチン接種がある程度行き渡る一方、ワクチン供給遅延のために職域接種の予定が延期になった2021年7月末に行った。このため総回答数は800余りと多くなく、「接種不可」判断の対象も高齢者や高リスク者に偏っている可能性があるが、接種に迷うケースについて興味深い経験談が複数寄せられたため、自由意見を中心として概略を紹介する。 回答...