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単回使用眼科用ナイフが一部自主回収

2021年8月28日  医薬品医療機器総合機構

 医薬品医療機器総合機構(PMDA)は8月23日、カイインダストリーズの「単回使用眼科用ナイフ」(商品名:マイクロサージェリーナイフ)の自主回収情報(クラスII)を発表した。当該製品において刃体加工プログラムの入力ミスが判明したための措置で、回収作業は同日より実施している。   回収対象となったのは、2021年7月‐8月に出荷された「スリットナイフトリプルカット2.4mm(SLT-24)」のロット番号2106D1の計400本(80箱)のうち刃体専用管理番号9369の計362本と、ロット番号2107B9の計600本(120箱)。当該製品において、刃体加工プログラムの入力ミスにより正規の形状と異なる刃体が製造され、この刃体を使用した製品が混入したことが判明した。そのため同社では、当該製品の自主回収を実施することを決めた。納入先はすべて把握しているという。 正規の形状と異なる刃体が使用された場合、刃体の形状は異なるが、幅寸法や切れ味は同等である。そのためカイインダストリーズでは、重篤な健康被害が発生する恐れはないと考えている。シリーズ 自主回収・改修情報 一覧 関連リンク ...