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アブラキサン供給停止によるがん診療への影響は?

2021年9月20日  m3.com意識調査

切除不能な膵がんや胃がん、非小細胞肺がん(NSCLC)、乳がんの治療に用いられる抗がん薬のアブラキサンが、海外の工場停止の影響で10月中旬以降、日本国内で一時的な供給停止に陥ることが予想されている。がん診療への影響は必至とみられる中、m3.com意識調査で、アブラキサン欠品による診療への影響について会員医師746人に尋ねたところ、全体の45%が「影響がある」(「大いに影響がある」18.0%、「ある程度影響がある」27.0%)と回答し、その割合は、特に消化器科と呼吸器科で高かった(それぞれ65.2%、66.7%)。自由回答も伴わせて紹介する。(まとめ・m3.com編集部) 【調査の概要】 調査期間:2021年8月28日-9月3日 対象:m3.com医師会員 回答者総数:勤務医594人、開業医152人 統計に基づく世論調査ではありません Q. アブラキサン欠品による、がん患者の診療に直接的、あるいは間接的な影響はありますか?(単一選択) 調査に参加した会員医師746人に、アブラキサン欠品による診療への影響の有無について尋ねたところ、45%が「影響がある」と回答した。その内訳は、「大いに影響...