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プライマリ・ケア関連3学会の合併が正式決定

レポート 2009年8月25日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本プライマリ・ケア学会、日本家庭医療学会、日本総合診療医学会の3学会が合併することが8月23日、正式に決定した。来春発足し、「日本プライマリ・ケア連合学会」が新学会の名称になる予定。 3学会の合併は以前から議論されていたが、「2009年プライマリ・ケア関連学会連合学術会議」が開催され、日本プライマリ・ケア学会は8月22日の総会で、日本家庭医療学会は23日の総会でそれぞれ新学会への統合を議決。日本総合診療医学会は今年の2月末の総会で既に決定していた。 会員数は3学会合わせて約7500人。既にこの7月には日本プライマリ・ケア学会と日本家庭医療学会の専門医試験が合同で実施された(合否判定は2学会で別々に実施)。今後、合併に向けて、学会の組織体制のほか、総合医・家庭医の認定制度のあり方などが検討されることになる。 日医と3学会の合同による認定制度は進まず 中でも焦点になるのが、認定制度のあり方だ。日本医師会と3学会は、2008年8月、「地域医療、保健、福祉を担う幅広い能力を有する医師」認定制度(案)をまとめている(『日医と厚労省では「総合医」構想のスタートが違う-日医常任理事・飯沼雅朗氏に聞...