1位東京医科歯科大、2位東大は前年度と変わらず

2010年4月から開始する研修先を決めるための、2009年度医師臨床研マッチングの「中間公表」の結果が10月9日、明らかになった。 募集定員1万500人に対し、マッチング参加者は8407人、そのうち7464人が中間公表の時点で研修施設の希望順位を登録した（昨年度は募集定員1万1292人、参加者8417人、希望順位登録者7102人）。マッチングでは、医学部6年生などの参加者は、希望に応じて複数のプログラムを登録できる。一人当たりの登録数は平均3.27で、最大は58、最少は1だった。 医学部を持つ大学と医科大学、計79大学に限って、大学病院の本院を1位希望した参加者数（1位希望人数）を見ると、表1の通り、1位東京医科歯科大、2位東大の順で、いずれも昨年と同じだった（「1位東京医科歯科大、2位東大、3位京大」を参照）。上位10位以内で、大きく順位を伸ばしたのは、5位の東京慈恵医科大学と金沢大学。 一方、臨床研修病院で1位希望人数が最も多かったのは、国立病院機構東京医療センター（東京：募集定員28人、1位希望人数63人）。以下、聖路加国際病院（東京：同20人、同58人）、横浜市立市民病院（神奈...