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日医会長選への出馬を表明、原中・茨城県医師会長

スペシャル企画 2009年10月20日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

茨城県医師会は10月19日、臨時代議員会を開催、同医師会会長の原中勝征氏に対し、来年4月の日本医師会会長選挙に立候補することを全会一致で要請した。これを受けて、原中氏は立候補を正式に決意、その後、記者会見を開催した。 原中氏は、今年8月の衆議院議員選挙で民主党が圧勝したものの、日本医師会は自民党支持を続けていることを問題視(「日本医師会はなぜ選挙結果を総括しないのか - 茨城県医師連盟委員長・原中勝征氏に聞く」を参照)、このままでは中医協(中央社会保険医療協議会)の委員からも日医委員が外れる懸念があることを指摘。その上で、民主党支持ではなく、政権与党を支持することで医療現場から提言していくルートを確保する必要性から、日医会長選に立候補することを決意したと説明した。 茨城県医師連盟は衆議院議員選挙で民主党を支持した。一方で、日本医師連盟は自民党を支持したものの、日医現会長の唐沢祥人氏は今年9月に三選を目指し、出馬表明している。日本医師連盟は10月20日に開催する執行委員会で、今回の衆議院議員選挙の総括を行うとしている。既に同連盟は、来年7月の参議院議員選挙で自民党の西島英利氏を推薦するこ...