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「私はまずこれまでの反省から始めなければならない」、唐沢・日医会長

レポート 2009年10月26日 (月)  橋本佳子(m3.com編集長)

日本医師会臨時代議員会が10月25日に開催され、その冒頭の挨拶で、日医会長の唐沢祥人氏は、「私はまずこれまでの反省から始めなければならない」と語り、その上で鳩山新政権に対して、外来患者一部負担割合の引き下げと、医療費の大幅かつ全体的な引き上げの二つを要望することを表明した。全文は下記の通り(臨時代議員会の記事は、『「日医執行部は退陣するつもりはないのか」、臨時代議員会』を参照) 【唐沢・日本医師会会長の10月25日の挨拶】 代議員の先生方、おはようございます。今日は第121回日本医師会臨時代議員会を開催します。代議員の先生方には早朝から、また生憎の天候の中をご出席いただきまして、ありがとうございます。また日本医師会の事業運営につきまして、日ごろからご理解とご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。ここに厚くお礼を申し上げます。 本代議員会の開催に当たりまして、若干の時間を頂戴して、ご挨拶と若干の所感を申し上げたいと存じます。 本年9月、国民の意思による政権交代が実現し、新政権が発足いたしました。そして鳩山首相は、これからは経済に加えて環境、平和、文化などによって国際社会に貢献し...