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医師の技術料への評価を求める意見が相次ぐ:勤務医負担軽減策

レポート 2009年11月4日 (水)  村山みのり(m3.com編集部)

◇診療報酬基本問題小委員会 今日の議題 (1) DPC:調整係数の廃止・新たな機能評価係数の設定について (2) 病院勤務医の負担軽減策:病院内における役割分担 (3) 精神医療 (1)DPC:調整係数の廃止・新たな機能評価係数の設定について 主な議論 ・ DPCで不採算部門となる領域をどう考えるか。最先端医療・治験、地方の医療機関など。また、DPCの導入が臨床現場に与えた影響を検証する必要がある。患者の転帰、臨床研究の実施状況など。 ・ DPC導入・推進は前政権下の医療費抑制策に基づいたもの。導入により「質の向上・同一性が達成されつつある」と言うが、質の向上にはコスト投入が不可欠。まともにやって利益が出ない、経営が成り立たない点数設定はおかしい。必要な医療を適切に提供して赤字にならないよう、適切な評価・制度設計が必要。 ・ 実際に投入された医療費とDPC点数の間にどれだけのずれがあるかの検証が必要。 ・ 調整係数は2010年をめどに廃止することになっているが、この係数には前年度の収入を保証する以外の要素も色々ある。1回で廃止するのは危険。 ポイント ・ 今後DPCをどう展開させていく...