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民主党「適切な医療費を考える議員連盟」発足、100人超が賛同◆Vol.1

レポート 2009年11月27日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

民主党の議員で結成する「適切な医療費を考える議員連盟」が11月26日、発足した。会長に就任した参議院議員の桜井充氏は冒頭、「我々は政権を取る前から、医療費増を打ち出してきた。対GDP比医療費を10%にすべき、あるいは社会保障費2200億円抑制は撤廃すべきなどの意見があったが、医療費増という点では一致していた。ところが、財務省が医療費の抑制を打ち出した。今の地域医療は危機的な状況にある。マニフェストを実現していくために、議論する場として議連を立ち上げた。将来的には、医療に限らず、介護の分野についても議論していく」と発足の経緯を紹介。 会長代行は逢坂誠二・衆議院議員。事務局長には梅村聡参議院議員が就任。計24人が役員に名を連ねている。第1回会議には衆参両院の議員本人42人、秘書などの代理30人が出席。そのほか37人は欠席したものの、趣旨には賛同した。 会議は午後3時30分から約40分間、非公開で行われた。冒頭の撮影のみが認められた。 会議後の記者会見で、梅村氏は、「予算編成が直近の課題。しかし、医療全般、さらには介護などについても取り上げていく。これらの問題を与党内で議論する場ができたとい...