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3%以上の改定率、補助金等の増額要求を決議◆Vol.3

レポート 2009年12月3日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

「適切な医療費を考える民主党議員連盟」の第4回勉強会が12月3日開催され、整形外科診療所と漢方の現状をヒアリングするとともに、次期診療報酬改定に向けた決議文(案)を了承した。12月4日、民主党の小沢一郎幹事長、高嶋良充筆頭副幹事長に議連としての決議文、「医療崩壊を防ぐための緊急提言」を提出する。当初、厚生労働省と財務省の政務三役への提出を予定していたが、各種要望等の窓口が幹事長室に一本化されたため、提出先を変更した。 決議文は、「ネットでプラス3%以上の改定」を求めるのが骨子。会長の桜井充・参議院議員は、「3%以上」の考え方について、「民主党のマニフェストでは、GDP比の医療費をOECD加盟国平均にするとしている。しかし、4年間では2回の改定しかない。3%以上の改定を今後3回続け、OECD加盟国平均にもっていく」と説明。 そのほか、(1)雇用調整助成金で医療クラークを10万人雇用(次期診療報酬改定実施までの約半年間を想定。半年間で200万円×10万人=2000億円)、(2)医師等人材確保対策の補助金1000億円を要求(2010年度概算要求では約500億円であり、その2倍)、(3)漢方薬...