1. m3.comトップ
  2. 医療維新
  3. 茨城県医師会の民主党支持は考えが一致したため◆Vol.3

茨城県医師会の民主党支持は考えが一致したため◆Vol.3

スペシャル企画 2009年12月16日 (水)  司会・まとめ:橋本佳子(m3.com編集長)

原中勝征氏は、「高齢者を年齢で差別することは医師として許せない」と後期高齢者医療制度に反対した理由を説明する。(写真:松本健太郎) 原中 私はこれまでは自民党支持で、今回の衆議院議員選挙では民主党を支援した。もし今後、自民党を支持したら、「振り子のように動くのか」と言われる。しかし、そうではありません。 私たちが前々回(2006年)の日本医師会会長選挙の時、なぜ植松治雄先生を推したか。それはこの医師会という絶対的な信念を持って確立されていなければならない組織において、武見敬三先生という一人の参議院議員を推すために、自民党と東京都医師会などが動いたからです(注:2006年の会長選では、東京都医師会長だった、唐沢祥人氏が当選)。 日本医師会はそんな組織ではダメだと。医師会が推薦する議員は医師免許を持った人、あるいは我々の意見を述べてくれる人でなくてはダメだということで、茨城県医師会では国民新党の自見庄三郎先生を推したわけです(注:2007年の参議院議員選挙で、自見氏は当選、日本医師連盟推薦の武見氏は落選)。 今度の総選挙ですが、後期高齢者医療制度は、75歳という年齢で区切る、差別をする。今...