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「政治的には不愉快な思いもあるが、日医にヒアリング」◆Vol.5

レポート 2009年12月16日 (水)  橋本佳子(m3.com編集長)

「適切な医療費を考える民主党議員連盟」は12月16日、第5回勉強会を開催、日本医師会をはじめ、医療関連計10団体へのヒアリングを行った(参加団体、出席者は文末を参照)。 会議の冒頭、会長の桜井充氏は、隣にヒアリングのトップバッターである日本医師会の幹部3人が座る席上、「今日は各種団体からヒアリングを行う。政治的にわが党を応援してくれる、応援してくれないは関係なく、今日はヒアリングをさせていいただきたい。政治的には非常に不愉快な思いもしているが、一般の医師会の会員には非常に私たちを応援してくださった先生方もいるので、その良識ある先生方の声はどうなのかという点も含めてヒアリングする」と挨拶した。 議連は12月4日に「ネットでプラス3%以上の改定」を求める提案を出しており(『「医療崩壊を防ぐための緊急提言」を幹事長室に提出』を参照)、この日のヒアリングは、診療報酬の改定項目についての議論が目的。 ヒアリングは、午後1時から午後4時すぎまで行われた。正面に各団体代表が座ってプレゼンテーションを行い、議員との質疑応答という形で展開。 「大変だ、ということの競争合戦」 各団体の要望を見ると、改定率...