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「病診の点数配分に問題あり、との意見と受け止めた」、高嶋・民主党幹事長◆Vol.8

レポート 2010年1月21日 (木)  橋本佳子(m3.com編集長)

民主党の「適切な医療費を考える議員連盟」は1月21日、再診料の引き下げを行わないことなどを求めた、7項目から成る緊急提言を民主党幹事長室に提出した。この提言は20日の勉強会の議論を受けたもの(『「再診料の診療所への統一」など7項目を幹事長室に要望』を参照)。 会長の桜井充氏は、「昨年末、我々が医療費の引き上げを求める提言を行い、満足ではないものの、ネットでプラスの改定になった。しかし、今の改定の議論で医療全体を網羅した内容になっておらず、危惧しており、7項目を提言する」と説明。 これに対し、提言を受け取った高嶋良充・民主党筆頭幹事長は、「改定を具体化する中で、病院と診療所の予算の配分に問題があるという意見だと受け止めている。国民の医療を守るのが我々民主党であり、こうした観点から、幹事長と相談して対応する」と述べ、厚生労働省の政務三役に伝えるとした。 さらに高嶋氏は今夏の参議院議員選挙のマニフェストにも言及、「先の衆議院議員のマニフェストは、野党として作成したもの。与党として今度は戦うことになる。基本は変わらないが、(衆議院議員の任期までの)残り3年間をどうするか、修正を加えて作成する」...