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中医協公聴会開催 医療従事者、健保組合職員など9人が出席

レポート 2010年1月25日 (月)  村山みのり(m3.com編集部)

来場者は約200人にとどまった。 1月22日、福島県文化センターにおいて、中医協公聴会が開催された。2010年度診療報酬改定について、医療従事者、健康保険組合職員、患者など9人が意見を述べ、それらについて中医協委員が質問を行った。医療従事者として意見発表を行ったのは福島県医師会常任理事/開業医、歯科医師、訪問看護師、病院薬剤師、公立病院院長/全国自治体病院協議会・県支部長。また、医療従事者以外では、保険医協会職員、健康保険組合職員、労働組合職員、人工透析患者が意見を述べた。意見発表に応募したのは約70人で、内容や立場などを考慮し、公益側委員が選択した。それぞれの意見概要は下記の通り。 福島県医師会常任理事/開業医 今回の改定の小幅な改定率が医療現場を失望させた。地域医療再生のためには病院だけでなく診療所の経営もともに立て直す必要があり、また若い医師に将来への希望を与えるような内容とすべき。再診料について引き下げの議論がなされていることには反対。医師の技術料、運営費用を含めた点数であるにもかかわらず、評価が低すぎる。外来管理加算についても「内科の無形の技術に対する評価」として適正な評価を...