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「政権に左右されない日医を目指す」、森・京都府医師会長が日医会長選に立候補

スペシャル企画 2010年2月2日 (火)  橋本佳子(m3.com編集長)

京都府医師会会長の森洋一氏は2月1日、記者会見を開き、「国民の健康と生命を守る医療の専門家集団として、政権に左右されない日本医師会の構築を目指す」と述べ、この4月の日本医師会会長選挙に立候補することを表明した。 森氏が立候補を決めたのは、1月には入ってからのことで、1月28日の京都府医師会の常任理事会は満場一致で森氏の推薦を決定した。現時点では、現職の日医会長の唐沢祥人氏は正式表明していないものの続投の意向を示し、茨城県医師会会長の原中勝征氏は昨年10月に立候補を表明している(「日医会長選への出馬を表明、原中・茨城県医師会長」を参照)。 京都府医師会長の森洋一氏は、「政権に左右されない日医」の重要性を繰り返し強調した。 かねてから「政権に左右されない日医」を主張してきた森氏は、「唐沢=自民、原中=民主」との図式で日医会長選挙が展開され、「唐沢会長は続投、原中会長が立候補ということで、二者択一の形になった。このままで本当にいいのか、その意味で第三の選択肢を提示することが必要ではないか」との懸念を抱き、立候補を決意した。 森氏は記者会見で、8項目から成る「基本方針(マニフェスト)」を公表(...