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東京都の日医代議員、16年ぶりに選挙

スペシャル企画 2010年2月26日 (金)  橋本佳子(m3.com編集長)

東京都医師会の臨時代議員会が2月25日開催され、日本医師会の代議員選挙が行われた。選挙の実施は、1994年以来、16年ぶり。この間は、ブロックから候補者を選出する時点で絞り込みされ、選挙は行われなかった。 日医代議員定数40人に対し、立候補したのは56人。内訳は、日医会長3選を目指す、唐澤祥人・日医会長の選挙対策本部長を務める鈴木聰男氏・東京都医師会長らが推薦する40人に対し、「東京都医師会の活性化を目指す会」の推薦者は19人で、4人は重複、残る1人はどちらにも属さない候補。 選挙の結果、鈴木氏らが推薦する31人、「活性化を目指す会」の推薦者5人、両者の推薦4人が当選した。40人のうち、37人は開業(うち3人が病院経営者)。勤務医は3人にすぎず、いずれも大学医師会所属。 16年ぶりの東京都医師会の日医代議員選挙は、午後2時から午後6時すぎまで、4時間以上かかった。 「活性化を目指す会」は、野中博氏(元都医副会長、元日医常任理事)、河北博文氏(日医病院委員会委員)ら4人が発起人で、「反鈴木派」という位置づけ。ただし、同会推薦の日医代議員が、唐澤氏、原中勝征・茨城県医師会長、森洋一・京都府...