原中・茨城県医師会長が選対本部事務所開き
スペシャル企画
2010年3月1日 (月)
橋本佳子(m3.com編集長)
次期日本医師会会長選挙への立候補を表明している原中勝征・茨城県医師会長の選挙対策本部は2月28日、東京都内のホテルで事務所開きのパーティーを開催した。2004年から2年間日本医師会長を務めた植松治雄氏、次期大阪府医師会長の伯井俊明氏をはじめ、各地の医師会長ら計180人が出席した。事務所は、本部事務所(茨城県医師会内)、東京選対事務所(都内ホテル)、関西選対本部(堺市医師会内)の3カ所。 都内ホテルで開催された選対事務所開きで挨拶する、原中勝征・茨城県医師会長 挨拶に立った原中氏は、後期高齢者医療制度を問題提起したことなどが民主党とのパイプにつながったことを説明。先の衆議院選挙のマニフェスト作成に当たっては、当時幹事長だった鳩山由紀夫首相から手伝いを依頼され、社会保障費2200億円抑制、診療所の外来管理加算の「5分ルール」、レセプトオンライン請求義務化などの撤廃を盛り込んだ実績を強調。今回の診療報酬改定については、「政治主導と言いながら、官僚主導で、野田佳彦・財務副大臣は当初マイナス3%と言っていた」と問題視、原中氏の民主党への働きかけなどにより、プラス改定が実現したとした。「これは本来...
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