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「勤務医には何のメリットもなし」「再診料引き下げは大打撃」◆Vol.7

医師調査 2010年3月19日 (金)  村山みのり(m3.com編集部)

Q.9 その他、2010年度診療報酬改定について、ご意見・今後アンケートしてほしい内容などをご自由にお書きください。(続き) 勤務医の負担軽減 ・ 診療している勤務医には何のメリットもなし。病院はほんの少し潤うだろうが、絶対還元されない。 ・ 勤務医の負担軽減については数字的には達成されるように見えるが、要はスタッフの人数の問題なのでどこまで効果があるか疑問。 ・ 各地方自治体で公務員医師の賃金が改善されることはないだろうし、医師数が増えるわけではないので労働時間も変化しないだろう。現場にはメリットはない。 ・ チーム医療などへの診療報酬は、結果的にチームのリーダーとなる医師に過大な負担を掛けるだけだと考えられる。 ・ 診療報酬を高くしても医師個人の収入が増える保証はなく、病院が増収を図るためにかえって医師を働かせる傾向にあるのが不満。当院では土曜日に全身麻酔以外の手術のために手術室を稼働させることが決定し、外科医の負担が増加する。全く時代の流れに逆行していると思う。 ・ 勤務医の待遇を直接的に改善する案(診療報酬の増加ではなく給与の増加、一定時間以上の時間外勤務の法的禁止、1月当たり...